HOW TO DO

お昼休みや仕事の合間に

公園で20分の森林浴

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 公園森林浴は、日の出から日の入りまでの好きな時間に行えます。朝のウォーキング時、犬の散歩をかねて、公園の近くを通るついでに、昼休み、仕事の移動中、買い物に行く途中などでもかまいません。

 1回あたりの森林浴の時間は、20分〜2時間を目安に。森林浴の第一人者、李卿先生の森林浴実験によると、公園や緑地での森林浴は20分で気分改善効果がみられます(ゆううつやイライラなどネガティブな感情が減り、活力が増す)

 森林浴中は、樹木の下をゆっくり散策しながら空や木の葉を眺めたり、ベンチに腰かけて安息したりして、五感で自然を感じましょう。

 仕事のことは忘れるようにして。スマホもかばんやポケットの中へ。

 

①自分の気に入った公園や並木道、緑地を見つける。

 オフィスや自宅の近くに、大きな樹木がたくさん茂った場所はありますか? 

樹木が何千本もある大きな公園なら、ここを歩くと気持ちがいいなあと、自分が感じるパッチ(区画)を見つけましょう。

「うちの近くの公園には、大きなケヤキが十数本あって、その下にベンチがあるよ」

という環境でも、20分の森林浴(安息)はできます(実際にあったご質問です)

いくつか好きな場所を見つけておくと、その日の気分で、気に入った場所で森林浴ができるので楽しいですよ。

さっそく、近所で森林浴ができそうな場所を、探してみてください。

 

森林公園=園内に森林環境が多くある国立・国定公園や都市公園などを「森林公園」と呼びます

国立公園=国が指定し、その保護・管理を行う自然公園。環境省の管轄で、現在全国に34箇所ある

国定公園=国立公園に準じる景勝地として、自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園。現在全国に57箇所ある

都市公園=都市計画法に基づいた比較的大きな公園で、都立の都市公園と市(区)立の都市公園がある

都道府県立公園=都道府県が管理している公園

市町村立公園=市町村が管理している公園

児童遊園=市立公園の別称。または自治会や住宅管理組合などが管理している民間の児童遊園や公園もある

ポケットパーク=道路や歩道に隣接した小さな緑地

 

 

森林浴ピラミッド

 

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(李卿著「森林浴」より転載。森林浴ピラミッドは李卿考案) 

 

 森林浴は、 ストレッチや運動習慣のように、日々の暮らしのなかで、自分のペースで続けていくことで、心身によい効果をもたらしてくれます。

 最も顕著な効果があるといわれているのは、2泊3日の泊りがけの森林浴です。郊外のすがすがしい森林環境の中で、泊りがけで森林浴をすると、

 NK活性(ナチュラルキラー活性)が高まり(免疫力が強まる)、その効果が30日続くことがわかっています。

 【参考資料】森林セラピーがもたらす健康効果

 

 なので「免疫力が高い状態をキープしたい」なら、毎月1回のペースで、泊りがけの森林浴を続けるのがおすすめです。

 とはいえ、忙しい暮らしの中で月に1回泊りがけででかけるなんて、コロナ禍ならなおさら難しいですよね。

 その場合、泊りがけ、日帰り、半日、20分などの森林浴を組み合わせて、森林浴習慣にしていくのが現実的です。

 

 たとえば、週に1〜2回、気が向いた日に公園で20分リラックス。

 月に1回くらい、大きな公園で半日くらいゆっくりする。

 数ヶ月に1回、日帰りで郊外の温泉近くの森林に行って、樹木のパワーをたくさん浴びて、温泉に入ってWリラックス!

(森林浴のあとの温泉浴は、リラックス効果が高まることがわかっています)

 さらに年に1回くらい、屋久島や白神山地、高野山、吉野などなど、深い森へ旅に行き、1年の疲れをたっぷり癒やす。

 といったぐあいです。

 

 今日はちょっと森林浴をしたいな〜と感じられるようになったら、しめたもの。体や心が疲れきってしまう前(体が悲鳴をあげる前)に

自分で癒やす、という習慣がつきはじめているサインです。

「気持ちいい」という自分の感覚を大切に、「あまり気持ちよくない」日は、近くの公園や森林にふらっとでかけて、森林浴を試してみましょう。