TOPICS
Being Outside Is Good for Your Health—but Does Golf Count?

3/9のThe Wall Street Journalに、森林浴が健康にいいという記事が掲載されました。この記事で、自然とのふれあうときに、日本発祥の「森林浴」が健康に良いということが書かれています。
(記事の抜粋・意訳)
森に行くことのメリットは、緑豊かな静かな環境に身をおくことでのリラックス効果だけではありません。森の新鮮な空気を吸うことによって、森の空気に含まれる様々なマイクロバイオーム(土壌菌やフィトンチッドなどの成分)のパワー人体に吸収され、人体内にあるmicro biome(ヒトマイクロバイオーム)の多様化を導き、結果、免疫機能が強化されます(様々なウィルスや微生物に対応できる体になれる)。このことが「International Journal of Environmental Research and Public Health」に2021年2月に発表されました。今後、この人体の免疫増強システムについて、さらに研究が進むでしょう
みなさん、コロナが収束したら、近郊の森へ、リフレッシュ&リラックスに、ぜひでかけてくださいね!!!(写真は、新潟県津南町の樽田の森です)
Being Outside Is Good for Your Health—but Does Golf Count? (The Wall Street Journal)
樹木が発散する揮発性物質「フィトンチッド」に新型コロナウィルスの不活化効果を確認

フィトンチッドジャパン社の研究で、同社のフィトンチッドに、コロナウィルスの働きを不活性させる効果があることが明らかになりました。
樹木の香りの成分であるフィトンチッドは、これまでの科学的研究によって、リラックス効果や抗酸化作用、塵や花粉などの飛散を抑制して、空気中のバランスを整えるといった効果があることがわかっています。
樹木は自ら移動することができないので、自分を守る手段として、樹肌が傷ついたときに傷口から病原菌が感染するのを防いだり、害虫などを寄せ付けないよう、フィトンチッドのような揮発性物質を放出しています。
フィトンチッドの香りは、虫や植物にとっては避けたい香りなのですが、人間には不思議と癒やしの効果があるのです。そして、フィトンチッドの抗菌力、除菌力は、人の病原菌やウイルスにもプラスの働きをすることが、近年、様々な科学的研究で明らかになっています。
樹木の中でもとくに、ひのきのフィトンチッドパワーは強力です。疲れがたまっていると感じるとき、ひのきの森をゆっくり散策してみてください。頭がすっきり、気分が爽やかになるのを、実感できるとおもいます
森に行けないなら、ひのきのウッドチップやひのきのアロマオイルを自宅のお風呂に入れるなどして、香りを楽しむだけでも、気分改善効果を感じられるでしょう。(森林浴が習慣になると、家でも森林浴モードになりたいときがあり、ひのきのオイルが手放せなくなります!)
森林浴で「ストレス対処力」アップ、月1~3回でも2倍に…筑波大などが発表

筑波大と森林総合研究所(つくば市)の研究チームによると、森林浴を習慣にしている人は、ストレスにうまく対処する力「ストレス対処力」が高い可能性があるとのこと。
茨城県内の20~50歳代の男女計約6500人のビジネスパーソンを対象に行ったアンケート調査で
・森林散策や緑地散歩に「週1回以上」行くと答えた人は、「ほとんど行かない」と答えた人に比べ、ストレスの対処力が約2~3倍高い。
・「月1~3回行く」と答えた人は、「ほとんど行かない」と答えた人に比べ、ストレスの対処力が約2倍高い。
との結果が、研究チームより発表されました。
森林浴で「ストレス対処力」アップ、月1~3回でも2倍に…筑波大などが発表(読売新聞)