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2020 / 12 / 18 12:34
コロナ禍の健康管理と森林浴

2020年、新型コロナウイルスによる世界レベルのパンデミックが発生しました。
ご存じの通り、この新型感染症において、免疫機能低下に関連があるとされ、糖尿病、高血圧、心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患を持つ人は、重症化しやすいと報告されています。
しかも「ロックダウン」「巣ごもり」「長期的外出自粛」「経済低迷による失業」などに由来するメンタルストレスの蓄積によって、様々な健康障害問題が表面化しています。
このようなときだからこそ、森林浴を試してみるといかがでしょうか。
森林浴は、実際にやってみると気持ちいいだけでなく、科学的根拠があることから、
これからの社会に適した、新しい健康増進法としての可能性を秘めています。
たとえば、20分〜1時間の森林浴には、副交感神経の活性を促し、
メンタルストレス及びストレスホルモンを減少させる作用があります。いわゆるリラックス効果です。
また、郊外の森林環境の中で、2泊3日の泊りがけで森林浴をすると、免疫機能が増強し(NK細胞活性)、
その効果が約1か月持続することが明らかになっています。(李卿著「森林浴」より)
森林浴の健康増進効果は、これまで世界で調査、実験、研究が重ねられ、多くの科学的根拠を得ています。
森林浴の専門家が公開している研究結果についても、順次、このウェブサイトで紹介していきます。