TOPICS

2021 / 07 / 15  12:54

自然の静寂に耳を澄ます

自然の静寂に耳を澄ます

「音響生態学」の第一人者・ゴードン・ヘンプトンは、自然のサウンドスケープ( 音の風景)を求めて、40年間世界中を歩き回っています。彼の活動の原点は、ワシントン州のオリンピック国立公園内に設置した「静寂の1平方インチ」。以来、ヘンプトンは、人々が日常的に静寂に浸れる場所を世界中に確保することを目指して、活動を続けています。

コロナ禍で、車の音が減った時期、これまでより、公園の鳥のさえずりがよく聴こえた、と感じた方がいるのではないでしょうか。「鳥の声が聞こえるのは、そこが豊かな生息地であることを意味する」と、ヘンプトンは言います。また、騒音からのがれた静かな音環境は、認知能力と創造性を高め、ストレスレベルを下げることが、各国の研究で明らかになっています。

ときには道路から離れた緑の空間で、音楽やYou Tubeからも一時的に離れて、鳥のさえずりや水のせせらぎに、耳を傾けてみましょう。

 

地球上に残された「最後の秘境」で自然の静寂に耳を澄ます