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世界が見習う日本の「森林浴」

およそ40年前に日本の林野庁が提唱した森林浴が、海外で少しずつ広まっています。
まずアメリカ西海岸で広まり、次にヨーロッパへ伝わりました。日本と同じように、森林の国である北欧諸国やドイツで、ヴァカンスやふだんの森の散歩にとりいれられました。
そして、いまスイスの森では、ご当地で発祥した森林浴ガイドの皆さんが1回2~3時間の森林浴を有料で開催して、これが人気になっています。
この記事では、スイスでの森林浴について紹介されています。
コロナ禍に、メンタルヘルス(心の健康)を保つ6つのヒント

世界的にコロナウイルス感染の勢いが止まらず、不要不急の外出もままならない今(けれども健康のための散歩は、他国でも1時間程度OKです)、
メンタルヘルスの情報をシェアします。ユニセフ発信の情報です。
⭐⭐⭐メンタルヘルス(心の健康)を保つ6つのヒント⭐⭐⭐
1.不安になるのは当然、今必要な判断をしよう
2.気分転換をしよう
3.オンラインで友達とつながろう
4.自分自身に集中してみよう
5.気持ちに正直でいよう
6.自分にも他人にもやさしくしよう
森林浴は、年齢をとわず、メンタルヘルスを整える準備体操(心を整えるシンプルな手法)といえるでしょう。
心を整えて、自分を大切に。そして、大切な人とのつながりを忘れないで。
Merry Christmas!🎄🎅🎄
みんな、それぞれ、よい1日にしましょう!
新型コロナウイルスの影響下で メンタルヘルス(心の健康)をどう保つ?
コロナ禍の免疫

免疫学の権威、順天堂大学医学部の奥村康特任教授が、コロナ禍で今すぐやるべき「免疫力が上がる10の習慣」を公表しています。
免疫力が上がる10の習慣
【1】早歩きでウォーキング
【2】公園などで森林浴をする
【3】1日15分、日光を浴びる
【4】ひと口30回ほどよく噛む
【5】質の高い睡眠をとる
【6】40度のお湯で20分半身浴
【7】1日2~3回、爪もみをする
【8】ぼーっとする時間を持つ
【9】悪口を言うようにする
【10】よく笑うようにする
もちろん【2】にご注目!公園での森林浴で、気分改善、リフレッシュ、ストレス解消をしましょう!!!
コロナ禍で今すぐやるべき「免疫力が上がる10の習慣」(監修=奥村康先生)
コロナ禍の健康管理と森林浴

2020年、新型コロナウイルスによる世界レベルのパンデミックが発生しました。
ご存じの通り、この新型感染症において、免疫機能低下に関連があるとされ、糖尿病、高血圧、心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患を持つ人は、重症化しやすいと報告されています。
しかも「ロックダウン」「巣ごもり」「長期的外出自粛」「経済低迷による失業」などに由来するメンタルストレスの蓄積によって、様々な健康障害問題が表面化しています。
このようなときだからこそ、森林浴を試してみるといかがでしょうか。
森林浴は、実際にやってみると気持ちいいだけでなく、科学的根拠があることから、
これからの社会に適した、新しい健康増進法としての可能性を秘めています。
たとえば、20分〜1時間の森林浴には、副交感神経の活性を促し、
メンタルストレス及びストレスホルモンを減少させる作用があります。いわゆるリラックス効果です。
また、郊外の森林環境の中で、2泊3日の泊りがけで森林浴をすると、免疫機能が増強し(NK細胞活性)、
その効果が約1か月持続することが明らかになっています。(李卿著「森林浴」より)
森林浴の健康増進効果は、これまで世界で調査、実験、研究が重ねられ、多くの科学的根拠を得ています。
森林浴の専門家が公開している研究結果についても、順次、このウェブサイトで紹介していきます。
森林浴は、自分でできる健康増進法

森林浴は、1982年に日本で発祥した健康増進法です。
森林(樹木が放出するフィトンチッド)が持つ、癒やし効果によって、ストレスホルモン減少、気分改善(怒りやイライラといった感情が和らぎ、活力が増す)、自律神経調整(副交感神経が優位になる)、免疫増強(NK細胞が活性化する)、などの健康増進効果があることが明らかになっています。
しかも、森林浴のよい点は、誰でも、好きなときに、近くの公園や森林で楽しめることです。
ウォーキングと違って、森林浴では、樹木や空や周囲の風景を楽しみながら、ゆっくりとしたペースで散策します。
樹木の下のベンチに座って、静かに過ごすのもいいでしょう。
ジョギングのように長時間走ったり、登山のように険しい道を登らないので、
心臓や体への負担が少なく、お子さんやご高齢の方も楽しめます。
森林浴中は「仕事や悩みはできるだけ忘れる」というのがお約束です。
一時的でも、心配なこと、不愉快なことは頭から離して、快適に過ごしましょう。
せっかくなので、スマホもポケットにしまいましょう。
ニュースやSNSを見て気持ちが乱れることもないので、100%自分時間を過ごせます。
森林浴では、「五感を開くように」「自然と一体になるように」という表現がよく使われます。
それも大切なポイントです。
樹木の香りを感じる、空の青さを感じる、水の音を感じる、鳥のさえずりを感じるなど、
自然への気づきを意識した過ごし方で、ふだん忙しく働き続けている心や脳が休まり、
リラックス状態になれます。
試しに、平日の昼休みに、20分くらい、樹木の下のベンチでのんびりしてみませんか。
仕事のことを忘れて、スマホを見ずに、木の葉や木漏れ日をぼんやり見上げながら、
「たいくつだなー」というくらいの気分で10〜20分を過ごしてみると、
ん? さっきと、ちょっと気分が違うかも? と感じられるかもしれません。
そうなれば、あなたも森林浴デビューです!